【君の名は。】あらすじとレビュー

「君の名は。」

国内外から注目されている新海誠監督作品。公開から29週連続でトップ10入りし、興行収入250億円を超える大ヒット映画「君の名は。」

中身が入れ替わってしまった瀧と三葉。お互いに連絡手段を確立しつつ交流していくが、彗星の衝突により不可思議な時差を知る。瀧と三葉の繊細な心の動きが、美しい風景と共に描かれていました。それではあらすじと感想をご紹介いたします。

君の名は。あらすじ

不定期に入れ替わる瀧と三葉

夢ではなく、本当に入れ替わっていると気が付いた瀧と三葉。週に2,3度不定期に入れ替わる。入れ替わっていた時の記憶は、元に戻ると不鮮明になるため、二人はルールを決めさらに携帯に日記を残すことにした。

ある日、祖母と中身が瀧の三葉、四葉は宮水神社のご神体に、口噛み酒をご奉納しに向かう。

全く入れ替わらなくなった二人

奥寺先輩とデートの後、三葉からのメールを見ると、「デートが終わる頃には彗星が見えるね。」と、書かれているのを不思議に思う瀧。そして瀧は三葉に電話をかけたが、つながらない。その後、三葉との入れ替わりが全く起こらなくなっていた。三葉の住んでいた場所をスケッチする瀧。三葉に会うため、飛騨に向かう。

時間のねじれに気が付く

ラーメン店の店員から糸守だと教えられ、三葉の通っていた高校の校庭から見た糸守は、彗星の衝突により3年前に500人以上の住民が死んだと知る瀧。瀧は、三葉からの携帯の日記を慌てて見るが、日記は次々と消えていった。そして、瀧は死亡者リストに三葉の名前を見つけ愕然とする。

3年前の記憶をたどる

瀧は、宮水神社のご神体へ向かい、三葉の口噛み酒を飲み、あと一度だけ三葉の元へと願う。そして、三葉と入れ替わった瀧は、四葉から昨日三葉が東京へ行ったことを聞く。

3年前の昨日、三葉は瀧に会うため東京に来ていたのだ。三葉は瀧を懸命に探し、ようやく電車内で瀧を見つけるが、瀧は気が付かない。まだ瀧は三葉を知らなかったのだ。名前を聞く瀧に、三葉は名乗りながら組紐を渡す。

消えゆく名前を追い求める

ご神体の近くので片割れ時が訪れ、初めて出会う瀧と三葉。忘れないようにお互いの手に名前を書こうと三葉が書き始めた瞬間、ペンが落ちる。ペンを拾い、手に名前を書こうとした瀧はすでに三葉の名前を忘れてしまっていた。

三葉は懸命に彗星から町の皆を救おうとしていた。その時、三葉も瀧の名前を忘れてしまったことに気が付く。三葉は、父である町長を説得させるため、町役場へ向かった。

探していた何か

5年後、就職活動しながらも何かを常に探していると感じる瀧。しかし、探しているものが何なのか全く分からない。そんな中、瀧は何故自分が、糸守に彗星が落ちた件に心が惹かれるのか考えていた。

ある日、電車から外を眺めていた瀧と三葉は、お互いの存在に気が付く。ようやく出会えた二人の問いかけは‥。

君の名は。登場人物紹介

東京に住む普通の男子高校生 / 立花 瀧(神木隆之介)

レストランでアルバイトしている。建築や美術に興味あり。

東京に憧れる女子高生 / 宮水 三葉(上白石萌音)

岐阜県糸守町に住む女子高生。宮水神社の巫女。祖母と妹の3人暮らし。

宮水神社の神主 / 宮水 一葉(市原 悦子)

三葉の祖母。三葉と四葉を女手一つで育てた。

しっかり者の小学生 / 宮水 四葉(谷 花音)

三葉の妹。小学4年生。神社の家業を手伝う。

美人でおしゃれな女子大生 / 奥寺 ミキ (長澤 まさみ)

瀧のアルバイト先の先輩。男子たちの憧れの的。

オカルトと機械好きの同級生 / 勅使河原 克彦(成田 凌)

三葉の同級生。三葉が気になっている。通称:テッシー

おっとしりしている幼馴染 / 名取 早耶香(悠木 碧)

三葉の親友。勅使河原が気になる。通称:さやちん

宮水家を出た父親 / 宮水 俊樹 (てらそままさき)

三葉の父。三葉の母の死後、宮水家を出る。糸守町の町長。

世話好きな友人 / 藤井 司(島崎 信長)

瀧の高校の友人。建築に興味がある。

さっぱりした性格の友人 / 高木 真太(石川 界人)

瀧の高校の友人。放課後はカフェ巡りをしている。

君の名は。感想

最初はただの男女の入れ違いの話かと思っていましたが、彗星や時間のずれ、彗星衝突後の未来など、想像とは全く違う話の流れで物語に自然と引き込まれていきます。

入れ替わりに順応していく二人

ある日突然、瀧と三葉の入れ替わりが始まりますが、入れ替わっているという現実を受け入れ、2人がどうやって対応していったかが、とても分かりやすく描かれていると思います。テンポよく話が進み、瀧と三葉の心の距離も縮まっていくのが分かりました。

宮水神社のご神体にご奉納へ行った帰り、祖母が三葉の中身が別人であると気がついたのには驚きました。やはり巫女には不思議な力があるのかなと思いました。

気付かぬうちに縮まった心の距離

奥寺先輩とデートする瀧を思いながら、何故か分からず涙が出る三葉でしたが、自分でも知らないうちに瀧にたいする感情が変わっていったのを実感するシーンで、印象的でした。

瀧は、奥寺先輩に今は別に好きな子がいると指摘され驚いていましたね。でも、デート後に三葉に電話をかけた瀧の姿から、やはり瀧も三葉への想いが募っていたことが分かりました。

糸守に起こった事件を知る瀧

ラーメン店の店員から糸守だと教えられ、せっかく希望が見えてきたのに、高校の校庭から見た糸守は、彗星の衝突により消滅していたとは、本当に驚き息をのみました。さらに、三葉の日記が消えていく様子も不思議で、記憶が全部消えていくかのようで悲しくなりました。

宮水神社のご神体の場所を見つけ、夢じゃなかったと確信する瀧ですが、三葉の口噛み酒を飲み、あと一度だけ三葉の元へと願うなんて、よく思いついたなと思いました。さらに、その後の三葉の誕生から成長していく様子を描いたシーンの表現の仕方がとても良くて感動しました。

3年前に出会っていた二人

三葉に入れ替わった瀧は、四葉から昨日三葉が東京に行ったことを聞き、3年前の出来事を思い出していましたね。瀧を電車内で見つけた三葉ですが、まだ瀧は三葉を知らなかったとは、時間のねじれの不思議さを感じました。そして、不思議そうに「あんたの名前は‥」と聞いた瀧に「私の名前は三葉」と組紐を投げ渡し、ホームへ押し出される三葉の声が切なくて胸に響きました。

片割れ時が導いた出会い

お互い近くにいるのにすれ違い、やっぱり会えないのかなと思ったら、片割れ時が訪れ二人は本当の姿で出会えて、とても嬉しかったです。初めてあったのに、たわいのない会話をする二人の様子から、親しさをとても感じました。

片割れ時が終わる前に、お互いの手に名前を書こうと言い三葉が書きはじめた瞬間、ペンが落ちるシーンが忘れられません。そして、ペンを拾い手に名前を書こうとした瀧はすでに三葉の名前を忘れてしまっていたなんて、こんな運命ひどすぎると思いました。

何かを探し続ける日々

5年後、瀧は就職活動しながらも、何かを常に探していると感じているのに、それが何なのか全く分からないなんて、記憶が薄れてしまう事がとても残念でした。彗星が落ちて、糸守町は破壊されたが、町をあげての避難訓練が偶然行われていたと分かり、本当に良かったです。

組紐をしている女性を見ると思わず振り返えったり、手のひらを見つめたり、糸守の写真を見て心が締め付けられる瀧の姿を見て、なんとか記憶が戻って欲しいなと思いました。

運命の再会

電車から外を眺めていた三葉。電車同士がすれ違う時、瀧も三葉に気づきましたね。こういうふうにお互いが再会するとは思ってもみませんでした。電車を降りてお互いを探し、ようやく出会えた二人そしてその時お互いに聞いたセリフに全てが詰まっているように思えました。

君の名は。映画のまとめ

瀧君と三葉が入れ替わって、どんな風に出会っていくのかと単純に考えて見始めましたが、徐々に思いがけない時間のずれが分かり、驚きます。このまま三葉とは会えないのかと思いましたが、そこでも奇跡的な出会いが待っていました。ようやく出会えたのに、お互いの名前を忘れてしまう二人。その後の5年間の流れが切なくて、このまま終わるのかと思ったら、悲しさがこみ上げる最後でした。

また、映像もとてもきれいで、本当の景色を見ているようでした。一度見ただけで終わらず、もう一度見たいと思わせる内容で、ドキドキしたり驚いたり、胸がキュッとするほどお互いを想う気持ちを感じる事ができる、おすすめできる映画です。

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